

フェライトは保持力によりハードフェライトとソフトフェライトに分類され、ハードフェライトは主に永久磁石に使われます。EMC対策用に使われるのはソフトフェライトで、MO,Fe2O3の化学式で表され、Mは低周波用ではMn2+, Zn2+、高周波用ではNi2+, Cu2+ などからなります。

電気の流れているケーブルの周りには磁界が発生しています。この磁界がケーブルをアンテナ代わりに電波として外部に放出します。 このケーブルをソフトフェライトの中に通すと、空間にできていた磁界がフェライトの磁束を集める効果によりフェライト内に集められ、不要な高周波エネルギーだけが熱エネルギーに変換され、放出されます。 ソフトフェライトは外部への(または外部からの)ノイズ防止対策部品として、デジタル機器のほとんどに使用されています。
