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大型フェライトコア

特徴

  • ⼤型に特化したフェライトコアを取り揃えています。
  • 標準サイズ以外も対応可能です。
    ご希望の仕様を提⽰いただければ検討いたしますのでお問い合わせください。
  • 納期についてもご相談に応じます。

材質・形状

  • 材質:Mn-Zn系、Ni-Zn系を双方とも取り揃えています。他社相当品の提案も可能です。
  • 形状:UU、EI、EE、EER、PQ、トロイダルコア、ブロックコアなど各種取り揃えています。
    他社相当品、各種カスタム対応も可能です。

用途別ラインナップ

チョークコイル・トランス用途

  • 材質はMn-Zn系、Ni-Zn系を双方とも取り揃えています。
  • 形状はUU、EI、EE、EER、PQ、トロイダルが主流となります。
  • 材質・形状ともに他社相当品の提案が可能です。
  • 納期についてもご相談に応じますのでお問い合わせください。

納期

  • 納期は一部長納期品もありますが、完成まで平均すると1~2.5カ月、金型を起こした場合で完成品まで約3カ月です。
  • フェライトコア単品ではなく、チョークコイル・トランスとして納入可能です。
  • コア材が入らず、部品の入手でお困りの際はぜひご相談ください。

対応可能形状・サイズ

コストダウン提案「一体成型技術」

大型に特化した⼀体成型技術を確⽴しており、従来は複数個を使⽤していた接着⼯法から⼀体成型化することによってコストダウンに成功いたしました。

非接触給電用途

非接触給電の仕組み

「非接触給電」は空間を通じて電気を伝える技術です。送電側と受電側を対向させるだけで、接触させることなく電力伝送が可能です。
近年スマートフォンのようなモバイル機器を中心に、非接触給電技術を使った充電が普及してきています。

昨今では「電磁共鳴方式」という新技術の実用化に伴い、自動搬送装置(AGV:Automatic Guided Vehicle)、電気自動車(EV:Electric Vehicle)へとその用途を拡大しています。この技術にはフェライトコアが必須材料となるため、用途拡大・大容量化に伴い、広温度帯域において低損失・高磁束密度の材料が求められています。
弊社ではこの非接触給電用途で主流となる「板状ブロックコア」を各種取り揃えており、コイルに合わせたカスタム対応も可能です。

AGVの仕組み
AGVイメージ

板状ブロックコアについて

現在は比較的小型のフェライトコアを用いた接着工法が主流ですが、工数削減の観点から大型化が進んでいます。
弊社は大型の板状ブロックコアを多数取り揃えており、高効率損失の低減を目的とした材質の提案も可能です。
コイル仕様に合わせたカスタム形状も対応可能ですので、詳細はお問い合わせください。

高効率化のキーポイント

非接触給電の重要技術は

  • 高効率化(発熱低減・総合効率向上)
  • 高機能化(大電力・長距離・大面積・薄型)
  • 安全(ノイズ対策・金属探知)

ですが、高効率化のキーポイントは高周波損失の低減です。

高周波損失の低減

高周波損失は銅損(直流抵抗損・表皮効果損・近接効果損)と鉄損(フェライトコア損失)に大別されます。
非接触給電の場合、送電側では銅損が支配的ではありますが、受電側では全損失の60%程度がフェライトコアの鉄損(渦電流損・ヒステリシス損・残留損)で占められていると言われています。
このことからAGV、EVなど大電力を扱う場合にはフェライトコアの低損失化が必須条件となるため、高効率損失の低減を目的とした材質の提案も可能です。

最大可能寸法
板状ブロックコア最大可能寸法
  A
[mm]
B
[mm]
C
[mm]
備考
①設備可能寸法 450 100 30 要金型
②金型品1 238 80 5 -
③金型品2 152.4 101.6 5 -

このほかの金型品もご用意していますので、詳細はお問い合わせください。

ブロックコアの切削・接着も対応可能です。
また、フェライトコア+送電コイル・受電コイルとしての提供も可能です。

よくある質問

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