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住宅基礎内側保護材「FBプロテクト」

「FBプロテクト」は2材型・既調合微弾性ポリマーセメントモルタルの、竹屋化学研究所が開発した住宅基礎内側の保護材です。
型枠脱型後にすぐに施工することで水和反応を持続させ、より緻密なコンクリートを生成する効果があります。コンクリートの中性化を抑制するため鉄筋のサビを防ぎ、コンクリートの剥離・クラックを抑止します。

特徴

コンクリート中性化について

コンクリート中性化のメカニズム

中性化が進むと内部の鉄筋が腐食、サビの発生によって膨張し、コンクリートの剥離などを引き起こします。

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正常 軽度劣化 重度劣化
正常 軽度劣化 重度劣化
素地のコンクリートがアルカリ性で、かつヒビ割れのない状態 コンクリートの膨張・収縮でヒビ割れが発生。表層およびヒビ割れからのCO2との反応によってコンクリートの中性化が進み、鉄筋が腐食 鉄筋の腐食が進行し、膨張することでコンクリートが剥離(爆裂)

環境によるコンクリート中性化への影響

一般的に、屋外側と比較して室内側のコンクリートのほうが中性化が進みやすいといわれています。
([参考文献]一般社団法人建材センター「コンクリートの基礎講座」)

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コンクリートの中性化が進みやすい環境 コンクリートの中性化が抑えられる環境
  • 二酸化炭素濃度が高い
  • 温度が高い
  • 湿度が50~70%ある
  • 緻密なコンクリートである
  • コンクリートが湿った状態である
  • コンクリートが水中や地中にある

コンクリート中性化反応式

コンクリート中性化反応式

コンクリート中性化抑制試験

コンクリート棒 表面塗布有無比較(屋外ばく露10年相当)

一般的に基礎コンクリートに使用される強度のコンクリートで棒状の試験体を作製し、4側面にFBプロテクトを塗った試験体と塗っていない試験体を切断し、断面にフェノールフタレイン溶液を吹き付け中性化の深さを測定しました。
(コンクリート棒 SL-18・24N 100×100×400mm)

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無塗布 FBプロテクト

※フェノールフタレイン溶液によってアルカリ性の箇所は赤紫色に呈色しますが、中性化によりアルカリ成分が失われた箇所は色が染まりません。

緻密なコンクリートの形成

「FBプロテクト」は基礎の型枠脱型後すぐに塗布が可能なため、コンクリート表面からの乾燥を抑制し、水和反応を助けます。
その結果、緻密なコンクリートを形成でき、ヘアークラックの抑制効果があります。

施工手順

STEP

01


型枠脱型

STEP

02


液体樹脂投入

STEP

03


粉体投入後
かくはん

STEP

04


ローラー選択

ウールローラー
または
細目砂骨ローラー

STEP

05


FBプロテクト
塗布

試験結果一覧

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粉体:液体 接着強度
[N/mm2]
ゼロスパン伸び
[mm]
透水量
[ml]
透湿度
[g/m2]
温冷繰り返し後接着強度
[N/mm2]
100:100 1.05 (1mm厚)
1.32
(実厚)
0.48
0.37 88.3 1.23

※上記の数値および結果はあくまで試験による実測値であり、現場での保障値ではありません。

製品仕様

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製品名 荷姿 入数 適合施工道具 施工面積
FBプロテクト 8kg
(粉体4kg、液体4kg)
ウールローラー、
細目砂骨ローラー
ウールローラー:約22~23m2
細目砂骨ローラー:約18~20m2

※使用するローラーによって施工面積は異なります。性能差はありません。

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