化成品営業部のつよみ
創業からの流れを汲む尾関の本流
尾関の歴史は1903年(明治36年)に、尾関長次郎が現在の台東区駒形にて染料和漢薬問屋を開業したことからはじまります。
当初は化学卸問屋として染料・顔料・ニカワから蚊取り線香まで幅広く取り扱っていましたが、現在では「化成品営業部(旧:化成品事業部)」に発展し、塗料・インキ・建材・プラスチックなど多分野の製造メーカーにおけるさまざまな色彩プランやニーズにマッチした無機顔料・有機顔料・染料・加工顔料などの着色剤をはじめとした各種色材とともに、紫外線吸収剤などの機能性材料、住宅関連資材なども提供しています。
製品への顔料普及
弊社は建材用途向けの顔料で、国内トップシェアの販売量を誇っています。
第二次世界大戦後に左官材料を全国の建材店に卸していたため建築業界に強いネットワークがあり、これがドイツ化学品メーカー・バイエル社(現:ランクセス社)に評価され、1959年(昭和34年)に取引を開始。以来、同社の顔料を半世紀以上にわたって住環境製品への着色材料として販売してきた経緯があります。
新生瓦や外構ブロック、インターロッキングブロックなど住環境製品への顔料普及を行った結果、住まいの身近なところに顔料が使用されるようになりました。
工法への顔料普及へ
現在では従来行ってきた住環境製品の着色剤としての「製品への顔料普及」に加え、今後の都市デザインに求められるクオリティの高い建築材料として、コンクリートそのものに顔料を練り込む「工法への顔料普及」として、カラーコンクリートの普及活動を行っています。
この取り組みによって建材業界でのシェアNo.1をさらに盤石なものとし、彩り豊かな環境づくりに貢献します。
自社研究室によるオリジナルカラーの調色、サンプル対応
開発型企業への発展を目指し、古くより自社に研究室を設けています。メーカーカタログ掲載製品以外に、オリジナルカラーの調色も可能です。
実際に顔料で着色したモルタルサンプルもご用意できます。過去の事例も多数あります。