コンクリート着色用無機顔料「バイフェロックス」に関する質問
- Q. カラーコンクリートとは何ですか?
- Q. カラーコンクリートはどうやってつくるのですか?
- Q. カラーコンクリートをつくるには、どのくらいの量の無機顔料が必要ですか?
- Q. カラーコンクリートはどのような目的で使われていますか?
- Q. コンクリートに無機顔料を混ぜることによって、コンクリートの物性に影響はありますか?
- Q. なぜカラーコンクリートには無機顔料が使われるのですか?
- Q. カラーコンクリートは時間が経っても色が変わらないのですか?
- Q. コンクリートとモルタルでは無機顔料の発色に違いがありますか?
- Q. カラーコンクリートの作り方や後処理について指導を受けることはできますか?
- Q. カラーコンクリートを採用した物件を実際にみてみたいのですが、可能ですか?
- Q. カラーコンクリートの現物をサンプルとして入手できますか?
- Q. カラーコンクリートの施工はしてもらえますか?
- Q. バイフェロックス無機顔料の成分は何ですか?
- Q. バイフェロックス無機顔料は安全なものですか?
- Q. バイフェロックス無機顔料でどのような色が出せるのですか?
- Q. 淡い色やパステル調など、色見本にない色をつくることはできますか?
- Q. バイフェロックス無機顔料はどのような形態で購入できますか?
- Q. バイフェロックス無機顔料を少量で購入できますか?
- Q. バイフェロックス無機顔料を個人で購入できますか?
A
コンクリートに無機顔料を直接練り込んで着色したものを「カラーコンクリート」と呼んでいます。
コンクリートのざらついた質感を保ちつつ、多彩な色相を与えられるのが最大の特徴です。
A
生コン車に無機顔料を直接投入し、所定時間かくはんしてカラーコンクリートにします。
生コン工場の理解が得られれば、工場内のミキサーにてコンクリートに顔料を混ぜる場合もあります。
A
バイフェロックス無機顔料の㎥あたりの使用量は、セメント重量の1~8%が一般的です(高濃度タイプは1~5%)。
なお、顔料の選定と添加量の決定にあたっては実際のコンクリート配合に基づく供試体などで、色上がりを確認してください。
一例として単位セメント量300kg/m³の場合、顔料の使用量は次のようになります。
- 添加量3%:300kg×0.03=9kg →顔料使用量9kg
- 添加量5%:300kg×0.05=15kg →顔料使用量15kg
A
カラーコンクリートに使用する無機顔料は落ち着いた色調のため、周りの景観に調和する色デザインが可能です。
景観法の施行以降「よりいっそう自然環境と調和させるための合理的な工法」として、護岸工事や法面工事などで採用いただいています。
また、公共施設やデザイナーズマンションのような「高い意匠性が求められる物件」にも採用いただいています。
A
一般的に実用的な添加量以内であれば、コンクリート強度には影響を与えません。
ワーカビリティ、混和剤との相性などの点で、実際のコンクリート配合上で補正する必要があります。
A
顔料にはいろんな種類がありますが、セメントのアルカリ性に反応せず、耐候性や耐光性に優れている無機顔料がもっとも適しています。
A
無機顔料そのものの色は半永久的に保たれます。
バイフェロックスを使ったカラーコンクリートで実際に屋外暴露試験を行った結果、変色や退色はありませんでした。
そもそもコンクリートには時間の経過により変色する性質があるため、白華現象(エフロエッセンス)やスケーリング、黄変などによって見ためは変わります。
A
骨材が入っているセメントやコンクリートと、入っていないモルタルとでは無機顔料を加えた場合の色の出方が異なります。
それぞれの単位重量当たりのセメント量によって、無機顔料の添加量が同じでも色に違いがあります。
A
バイフェロックス無機顔料を使った生コンの着色方法をご参照ください。
弊社では無機顔料の販売のみを行っていますので、具体的な指導はできません。
A
お近くの物件をお知らせすることは可能です。
なお、WEBサイトのコンクリート着色用無機顔料 施工事例には詳細な所在地は明記していません。
諸事情によりWEBサイトに掲載していない物件も多数ありますので、詳細はお問い合わせください。
A
弊社の研究室にて作成したカラーモルタルサンプルをご用意できます。
出したい色のイメージがある場合、日塗工(一般社団法人日本塗料工業会)の色番号で近似色を提示いただくことを推奨いたします。
詳細はお問い合わせください。
A
弊社では無機顔料の販売のみを行っており、施工は承っていません。
施工業者さまのご紹介もできません。
A
A
バイフェロックス無機顔料はコンクリートの強アルカリ環境に反応も変化もしない、非常に安定した製品です。
毒性がなく、環境への負荷もないので安心して使用いただけます。
詳細は安全性データシートを弊社に請求いただき、ご確認ください。
A
施工事例をご参照ください。
出せる色相の範囲がありますので表面塗装のようにありとあらゆる色は出せず、落ち着いた色調です。
A
弊社の研究室にて複数の無機顔料を混ぜることにより、オリジナルカラーの調色が可能です。
標準品である赤、黄、黒などの他に、弊社独自の色も提案することができます。
ただし出せる色には範囲があり、コストも高くなります。
出したい色のイメージがある場合、日塗工(一般社団法人日本塗料工業会)の色番号で近似色を提示いただくことを推奨いたします。
A
バイフェロックス無機顔料は一般的に粉末タイプです。
色によっては顆粒タイプをご用意しています。
梱包形態は紙袋で25kg/袋、一部の商品は15kg/袋、20kg/袋です。
紙袋単位での購入をお願いいたします。
A
弊社では紙袋単位 (通常25kg/袋、一部15kg/袋、20kg/袋)での購入をお願いしています。
少量での購入を希望される方は下記のGAOSなど通販サイトなどでの購入を推奨いたします。
最強の資材調達支援サイトGAOS:バイフェロックス販売ページ
GAOSでは1袋単位でのご購入が可能です。
A
弊社は企業間取引を主とする商社ですので、基本的に個人の方への販売は行っていません。
個人でバイフェロックスの購入を希望される方は下記のGAOSなど通販サイトでの購入を推奨いたします。
最強の資材調達支援サイトGAOS:バイフェロックス販売ページ