化成品研究室でできること【色差計での品質確認試験】
化成品研究室ではお客さまのご要望により、「色差計」を用いた品質確認試験を行っています。
「色差計」とは色を数値化して計測する装置です。
色は「色相」・「明度」・「彩度」という3つの属性で構成されています。
■色相
色相とは赤・青・緑のような色合いのことです。
■明度
明度は色の明るさや暗さの度合いのことです。明度が高ければ薄い色合いに、低ければ濃い色合いになります。
■彩度
彩度は色の強さや鮮やかさの度合いのことです。彩度が高ければより鮮明に、低ければくすんで見えます。
この3つの属性を数値化するために用いられるのが「色差計」です。
人の目は物に反射した光を「赤」・「緑」・「青」の3色に分けて脳に伝達することで、色を判別しています。
色差計も人の目と同じ原理で色を測定し、数値化します。
目視では判別できない微妙な色の違いも数値化し管理できるようになるため、出荷ロットごとの確認試験、品質保証を色差計を用いて行っています。
ロール機で作成した樹脂シートや紙シートでスタンダードと比較測定~データ作成したものをお客様に提出し、合格であれば出荷する体制を整えています。
※化成品研究室での試験は弊社で製品を購入いただいているお客さま向けのサービスのため、試験のみの依頼はお受けしておりません。