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ナノ結晶合金EMCコア

特徴

  • 5,000~100,000の広範囲にわたる透磁率コントロールで、最適な製品を提供します。
  • 透磁率の温度依存性が小さいため、高温でも動作が安定します。
  • 各種ケーブルサイズに対応できるよう、幅広いラインナップを取り揃えています。
  • リング型だけではなく、長方形などの異型もあります。
  • 初透磁率を100,000まで引き上げ、低周波領域のインピーダンスを極限まで引き上げた「MACシリーズ」と、透磁率のコントロールにより、MHzオーダーでもインピーダンスをより高く得られる「MBシリーズ」の2種類を用意しました。

MACシリーズとMBシリーズの特性の違いについて

MACシリーズは透磁率を極限まで引き上げ、数十kHzまでの低周波領域で高インピーダンスを実現しました。
MBシリーズは透磁率をコントロールして、MHzオーダーまで高インピーダンスが得られるように調整しました。
環境温度が変化しても、この関係は変わりません。

ナノ結晶合金の材料特性

ナノ結晶合金は材料や熱処理条件によって透磁率を広範囲でコントロールし、EMC用コアとして最適な特性を引き出します。
キュリー温度が高いため、フェライトに比べ、高温まで安心して使用できることも大きな特徴です。

※スクロールしてご覧いただけます。

材料 一般ケイ素 パーマロイ フェライト アモルファス ナノ結晶
FeSi 50Ni(PB) 80Ni(PC) Mn-Zn 鉄基 鉄基
Bs [T] 2 1.55 0.74 0.5 1.56 1.2
Hc [Oe] 0.5 0.15 0.03 0.1 0.03 0.01
初透磁率 1,500 6,000 >40,000 10,000 5,000 >100,000
抵抗率 [μΩ・cm] 50 30 60 106 130 80
キュリー温度 [℃] 750 500 500 140 400 570

用途

  • DC電源ライン、単相/三相AC電源ラインのコモンモードノイズ対策
  • 信号ラインの伝導ノイズ対策

製品一覧

※注記

  • 表は外径Aが小さなものから順になっています。
  • 型式がMACではじまるものがMACシリーズMBではじまるものがMBシリーズです。
  • 使用温度範囲:-30℃~+130℃(自己発熱による温度上昇を含む)
  • 仕様の詳細はお気軽にお問い合わせください。
  • 仕様は予告なく変更する場合があります。
  • 全製品RoHS規制対応品です。

外形図

※注記
ケースの材質:PBTまたはPET

特性図

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