スーパーコア®採用事例:エネルギーカー
JFEスチール(株)の無方向性電磁鋼板「スーパーコア®」は高周波リアクトル、高周波トランス、モータ、医療機器、パワーコンディショナー、UPS、鉄道、ハイブリッドカーなどさまざまな分野に採用されています。スーパーコア®を採用したエネルギーカーで、エコラン(低燃費競技)大会2連覇を果たした「木本工作所」様の事例をご紹介します。
大会概要
- 大会名称:2019 Ene-1 Challenge(主催:モビリティランド)
- 開催日時:2019年8月4日(日)
- 開催場所:鈴鹿サーキット
- クラス:
①KV-1…車両の最低重量制限なし
②KV-2…車両の最低重量35kg制限 - 結果: ①に出場した木本工作所が2018年に続いて2連覇。
- 参考リンク:
・【Ene-1鈴鹿】KV-40は木本工作所が圧倒的な速さで連覇…単3電池40本のレーシングカー | レスポンス(Response.jp)
・Ene-1 GP - Wikipedia
このレースは「KV-40」と呼ばれ、3輪ないし4輪の自作車両で競うものです。単3電池40本だけのエネルギーで走行する競技で、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(5.807km)1周のタイムアタックを3回行い、その合計タイムで競います。
1日に渡り充電は許されないため、車両作りから当日の走行に至るまで、いかにエネルギーマネジメントを行えるかが勝敗を左右します。
スーパーコア®を採用したモータ
木本工作所は全国の有志が集まったチームで、試走会と大会本番でしか顔を合わせないという異色のチームです。しかし、メンバーはエコランのスペシャリストたち!
エネルギー源がガソリンから電気に変わっても、メンバーのノウハウを最大限に生かして他を圧倒する速さを引き出しました。
チーム代表の木本貴志さんは「モータの改良、信頼性の向上、ドライビングの改善。メンバーそれぞれが自分の役目を果たした結果の勝利です」と勝利の要因を語っています。
スーパーコア®の採用により、高効率化につながった事例のひとつとしてヒントにしていただければと思います。
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